コード変更と画面確認を同じセッションで回せる
Claude Code Desktopは、iOSアプリをビルド、インストール、起動、確認すると、会話の横へiOS Simulatorペインを自動表示します。 Claude自身が画面を読み取り、タップして変更を確認でき、ユーザーも同じ端末を操作できます。専用ペインはComputer Useを使わず、Mac全体の画面を占有しません。
実在するApple ID、顧客アカウント、個人情報を使ってテストしないでください。 Claudeが取得したシミュレータのスクリーンショットはAnthropicへ送信され、通常の会話保持設定に従って保存されます。専用のテストアカウントとダミーデータを使います。
必要な環境
クラウドセッションとSSHセッションはMac上のシミュレータへ到達できないため、専用ペインを利用できません。
iOSアプリを実行する手順
- Claude Desktopを最新版へ更新し、XcodeでiOS Simulatorが単独起動できることを確認する。
- Claude Code DesktopのCodeタブで、iOSプロジェクトをプロジェクトフォルダとして開く。
- 「アプリをビルドしてシミュレータで起動し、オンボーディングを確認して」のように、実行と確認を明示する。
- 初回に端末操作の許可が表示されたら、テスト端末であることを確認して承認する。
- ペインでClaudeの操作を観察し、必要なら自分で対象画面まで移動して追加確認を頼む。
- 修正後に再起動して、同じ不具合が再発しないか確認する。
ペインでできる操作
| 機能 | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 画面操作 | タップ、スワイプ、ホーム、ロック、音量、回転 | 「Claude is using this device」の表示中は操作を重ねない |
| 記録 | スクリーンショットと画面録画をデスクトップへ保存 | 不具合報告と変更前後の比較に使える |
| 端末切替 | 端末種別、OS、起動状態を確認して切替 | 依頼文でiPhone SEなどを指定可能 |
| 表示品質 | フレームレート、解像度、H.264/JPEGを調整 | Macが重いときに下げる |
| 並列作業 | セッションごとに端末を分離、1セッション最大4台 | 別セッションのアプリ状態と混ざらない |
許可は「端末操作」と「Mac上の処理」で分かれる
端末のタップ、入力、スクリーンショットは初回の端末単位の同意後、追加確認なしで実行されます。一方、URLを開く操作とアプリのビルドはセッションの権限モードに従います。URLは外部送信につながり、xcodebuildはプロジェクト内のビルドスクリプトをMac上で実行するためです。
- 知らないリポジトリではビルド前にスクリプトと依存関係を確認する。
- URL、ディープリンク、Universal Linkに秘密情報を含めない。
- 組織では
disableMobileSimulatorToolsまたは隔離VMポリシーで無効化できる。 - 不要になった端末はDetachまたはShutdownし、セッションを整理する。
シミュレータで合格しても実機テストは必要
専用ペインは物理iPhoneやiPadを操作できません。カメラ、Bluetooth、プッシュ通知、実際の性能、温度、電池、通信品質、アクセシビリティ、実機固有の権限はシミュレータだけでは十分に確認できない場合があります。公開前はXcodeから実機へ入れ、人が最終確認します。
確認した公式情報・関連発表
よくある質問
WindowsでiOSシミュレータ連携を使えますか?
使えません。AppleのiOS SimulatorがmacOSで動くため、Claude Code Desktopの専用ペインもMac限定です。
どのプランで利用できますか?
パブリックベータはPro、Max、Teamで利用でき、公式ドキュメントではEnterpriseは対象外です。
Claudeが物理iPhoneを操作できますか?
専用ペインが操作するのはシミュレータだけです。実機テストはXcodeから自分で行います。
Record a skillも同じ機能ですか?
別機能です。Record a skillはCoworkで操作録画から反復可能なスキルを作ります。iOS SimulatorペインはClaude Codeのアプリ実行・確認用です。