TryAI Drawing Arena / Agent tool use

Claude Fable 5の絵はなぜ時間とコストがかかった?

Claude Fable 5は完成品質では健闘したものの、7枚の推定費用が160.58ドルに達しました。単価だけでなく、長い反復と自己評価の多さから結果を読み解きます。

品質は2位、時間と費用は最下位

Claude Fable 5は7枚で平均54ステップ、12.5分、合計1460万トークン、推定160.58ドルでした。TryAIは品質を2位と評価する一方、GPT-5.6 Solに届かず、今回の用途では最も魅力に欠けるトレードオフだったとしています。

画像生成モデルの性能比較ではありません。汎用AIが同じペイントアプリで色、太さ、筆圧、線、ぼかし、消しゴムを操作した実験です。TryAI自身も、曖昧で正解のない課題であり、客観的な総合ランキングではないと説明しています。

4モデルの実行量と費用

モデル平均ステップ平均時間合計トークン推定コスト自己評価描画呼び出し
GPT-5.6 Sol296.2分340万7.74ドル6.0116
Claude Fable 55412.5分1460万160.58ドル15.6207
Grok 4.5994.8分3400万9.21ドル4.3354
Gemini 3.6 Flash736.9分2770万12.87ドル22.6190

15.6回の自己評価と長い実行が費用に反映

平均12.5分他モデルの約2倍前後でした。
平均15.6回生成中の自己評価はGrokの3倍超です。
160.58ドル高い単価と大きな処理量が重なりました。

自己評価が多いこと自体は品質保証ではありません。評価後の修正が絵を改善したか、同じ判断を繰り返しただけかを軌跡で確認する必要があります。

高コストでも失敗とは限らない

TryAIはFable 5の出力品質を2位としました。丁寧な確認が必要な設計、文章、複雑な業務では長い推論が価値になる場合があります。一方、今回の反復的な描画操作では、追加の時間と費用に見合う品質差を示せませんでした。

Fable 5を使う前に決めること

  1. 最大ステップ数、時間、予算を設定する。
  2. 自己評価の回数ではなく、修正前後の改善量を測る。
  3. 低コストモデルで下書きし、重要部分だけFable 5へ渡す。
  4. キャッシュ割引を含む実請求で比較する。

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