Claude Code実践ガイド

WindowsでClaude Codeを使う|インストール手順とつまずき対策

「Claude CodeはMac用でWindowsでは動かない」「WSL(Linux環境)が必要」──どちらも古い情報です。現在のClaude CodeはWindowsにネイティブ対応しており、WSLなしで普通に動きます。筆者自身がWindows 11のマシンでClaude Codeを毎日使っており、このページはその実環境での手順とつまずきどころをまとめたものです。

このサイトは Anthropic や Claude の公式サイトではありません。Claudeの基本的な使い方、ChatGPTとの違い、文章作成・長文整理・仕事での活用を初心者向けに整理する非公式ガイドです。機能・料金・提供状況は変更される可能性があるため、重要な判断ではAnthropic公式情報も確認してください。

先に全体像──必要なものは3つだけ

必要なもの役割確認コマンド
Node.js(18以上)Claude Codeの実行基盤node -v
Git for WindowsClaude Codeが内部で使うシェル(Git Bash)と、変更履歴の管理git -v
Claudeの有料プランPro以上またはAPIキー(料金の整理

WSLは不要です。すでにWSLで開発している人はWSL内にインストールしても動きますが、「Claude Codeのために今からWSLを入れる」必要はありません。

インストール手順(PowerShell)

  1. Node.jsを入れる──nodejs.orgからLTS版のインストーラをダウンロードして実行します。既に入っている場合は node -v が18以上ならそのままで大丈夫です。
  2. Git for Windowsを入れる──gitforwindows.orgから。インストール中の選択肢は全部デフォルトで問題ありません。
  3. Claude Codeを入れる──PowerShellを開いて次を実行します。
    npm install -g @anthropic-ai/claude-code
  4. 起動する──作業したいフォルダに移動して claude と打ちます。初回はブラウザが開くので、Claudeアカウントでログインすれば完了です。

ここまで、ダウンロード時間を除けば10分かかりません。インストール後の最初の使い方はClaude Codeとはの「最初の30分」を参照してください。

Windows特有のつまずきと対処

筆者や周辺で実際に踏んだものだけを挙げます。上から順に発生頻度が高い印象です。

  • 「claude が認識されません」と出る──npmのグローバルインストール先にPATHが通っていません。いったんPowerShellを閉じて開き直すのが最初の一手。それでも駄目なら npm config get prefix で出るフォルダが環境変数PATHに含まれているか確認してください。
  • 起動はするが動作が不安定──Node.jsが古いケースが多いです。node -v が18未満なら、LTS版を入れ直してください。
  • 日本語が文字化けする──ターミナルの文字コードがUTF-8になっていないのが原因です。Windows Terminal(Microsoft Store から無料)を使うのが最も確実な解決策で、見た目も操作性も標準のコンソールより大幅に良くなります。PowerShellで chcp 65001 を打つ応急処置もあります。
  • 会社のネットワークで接続エラーになる──社内プロキシ経由の環境では、環境変数 HTTPS_PROXY の設定が必要なことがあります。情シスにプロキシのアドレスを確認して設定してください。この話は法人導入ページでも扱っています。
  • ウイルス対策ソフトが誤検知する──ターミナルからファイルを書き換えるという動作の性質上、まれに警告されます。会社支給PCの場合は勝手に除外設定せず、管理部門に相談してください。

症状から原因を探したい場合は、OS共通の切り分けを動かない時の対処法にまとめています。/doctor コマンドでの自己診断もそちらで説明しています。

WSLで使うべき人・ネイティブで使うべき人

状況推奨
普段の開発をWindowsのまま行っている/開発は初めてネイティブ(このページの手順)。追加の学習コストなし
普段からWSL内で開発している(プロジェクトがWSL側にある)WSL内にインストール。プロジェクトと同じ側に置くのが原則

判断基準は1つで、「作業対象のファイルがどちら側にあるか」です。Windows側のファイルをWSL側のClaude Codeから触る(またはその逆)と、ファイルアクセスが遅くなり権限の問題も起きやすいため、またぐ構成だけは避けてください。

快適に使うための追加設定(任意)

  • Windows Terminalを既定にする──タブ・ペイン分割・UTF-8既定と、Claude Codeとの相性が良い要素が揃っています
  • VS Codeと組み合わせる──エディタで差分を見ながらターミナルでClaude Codeを動かす構成は鉄板です。VS Code連携ページで拡張機能を含めて解説しています
  • アップデートを習慣にする──更新は頻繁です。動作がおかしい時はまず npm update -g @anthropic-ai/claude-code を試すと直っていることがよくあります

FAQ

本当にWSLは要らないのですか?

要りません。以前はWSL経由が推奨だった時期があり、その頃の記事が今も多く残っているだけです。現在はPowerShellやコマンドプロンプトから直接動きます。

Windows 10でも使えますか?

Node.js 18以上が動く環境であれば基本的に使えます。ただしWindows Terminalの導入など、快適に使う条件はWindows 11の方が揃えやすいです。

PowerShellとコマンドプロンプト、どちらで使うべきですか?

どちらでも動きますが、PowerShell(できればWindows Terminal上)をおすすめします。文字化け対策と操作性の面で有利です。

アンインストールはどうやりますか?

npm uninstall -g @anthropic-ai/claude-code で削除できます。設定ファイル(ユーザーフォルダの .claude)が残るので、完全に消したい場合はそちらも削除してください。