Claude Code実践ガイド

Claude Codeのコマンド一覧|用途別に引ける形で整理

Claude Codeには多くのコマンドがありますが、実際に日常で使うのは5〜6個です。全部を覚える必要はありません。このページでは、まず覚えるべきものから順に、用途別に引ける形で整理します。起動時のオプションと、自分専用のコマンドを作る方法も併せて扱います。

このサイトは Anthropic や Claude の公式サイトではありません。Claudeの基本的な使い方、ChatGPTとの違い、文章作成・長文整理・仕事での活用を初心者向けに整理する非公式ガイドです。機能・料金・提供状況は変更される可能性があるため、重要な判断ではAnthropic公式情報も確認してください。

まず覚える5つ

コマンド役割使う場面
/initプロジェクトの申し送りファイル(CLAUDE.md)を自動生成新しいプロジェクトで最初に打つ
/clear会話をリセットする別の作業に移るとき
/compact長くなった会話を要約して続行長時間作業の途中で重くなったとき
/model使うモデルを切り替える軽い作業に切り替えて利用枠を節約
/usage利用状況を確認上限に当たりそうなとき

この5つを押さえるだけで、日常の困りごとはほぼ解決します。特に /model/clear は、利用枠の消費に直接効くので早めに習慣化する価値があります(利用枠の仕組み)。

会話・履歴の管理

コマンド役割
/clear会話を空にして最初から始める
/compactこれまでの会話を要約して、続きから作業する
/resume過去のセッションを選んで再開する
claude -c(起動時)前回の会話の続きから始める
claude -r(起動時)セッションを選んで再開する

会話管理の考え方そのものはコンテキスト管理のページにまとめました。「いつ消し、いつ要約し、いつ再開するか」の判断基準はそちらを参照してください。

設定・カスタマイズ

コマンド役割詳しい解説
/memoryCLAUDE.md(申し送り事項)を編集するカスタマイズ全体像
/agentsサブエージェントを管理するサブエージェント
/permissions許可する操作の設定を確認・変更する権限設定
/mcp接続中の外部サービスを確認するMCP設定
/config各種設定を表示・変更する

作業・確認

コマンド役割
/review変更内容をレビューさせる(レビューの使い方
/diff現在の変更差分を確認する
/help使えるコマンドの一覧を表示する
Shift+Tab(キー操作)プランモードに切り替える
Esc(キー操作)実行中の作業を中断する

/help は覚えておく価値があります。バージョンによって使えるコマンドは変わるため、手元の環境で実際に何が使えるかは、この一覧が正解です。

トラブル時

コマンド役割
/doctorインストール状態や設定の問題を自己診断する
/login / /logout認証をやり直す
/bug不具合を開発チームに報告する
/status現在の接続状態や設定を確認する

症状から原因を探す手順は動かない時の対処法にまとめています。まず /doctor、次に更新、という順番で大半が解決します。

起動時のオプション

コマンド役割
claude通常起動
claude -c前回の続きから再開
claude -p "指示"対話せず1回実行して終了自動処理への組み込み
claude --versionバージョン確認
claude update更新(またはnpm経由で更新)

-p は性格が違います。これを使うと Claude Code はシェルスクリプトに埋め込める部品になり、定期実行や自動処理に組み込めます(自動化のページ)。

自分専用のコマンドを作る

よく使う指示は、自分で「/コマンド」として登録できます。プロジェクトの .claude/commands/ に定義を置くと、その名前で呼び出せるようになります。

作り方を覚える必要はなく、「この作業を /deploy というコマンドにして」と頼めば作成まで任せられます。登録に向くのは次のようなものです。

  • 毎回同じ手順で行う作業(公開前チェック、リリース手順)
  • 説明が長くなる指示(プロジェクト固有のルールを毎回書いている場合)
  • チームで手順を揃えたい作業(リポジトリで共有できます)

ここまで来ると、コマンドは「覚えるもの」から「作るもの」に変わります。定型作業を型にする考え方はSkillsのページと共通です。

FAQ

コマンドを全部覚える必要がありますか?

ありません。日常で使うのは5〜6個です。残りは必要になったとき /help で調べれば十分です。

ここに載っていないコマンドが表示されます

更新で追加・変更されることがあります。手元の /help の出力が常に正解です。このページは用途別の地図として使ってください。

コマンドを打たずに日本語で頼んでもいいですか?

多くは日本語で頼めば通じます。ただし /clear/compact のような会話そのものを操作するものは、コマンドで打つ方が確実です。

自作コマンドはチームで共有できますか?

できます。プロジェクト内に定義を置いてリポジトリで共有すれば、全員が同じ手順を呼び出せます。